関西の秋といえば、燃えるような紅葉が魅力。しかし、京都の有名寺院などは、景色を見ているのか人の頭を見ているのか分からないほどの混雑に見舞われることも少なくありません。「もっと静かに秋の情緒を感じたい」「人混みを避けて写真を撮りたい」と願うのは、旅人として当然の心理です。
そこで今回は、関西在住のライターが現地を歩いて見つけた関西の紅葉穴場スポットを厳選してご紹介します。定番スポットに引けを取らない美しさを持ちながら、比較的ゆったりと鑑賞できる場所ばかり。名店でのランチや周辺の観光情報も交えて解説しますので、今年の紅葉狩りの計画にぜひお役立てください。
【保存版】一度は行きたい!関西の紅葉穴場スポット厳選7選
関西には、歴史ある寺社から大自然のパノラマまで、多種多様な紅葉の名所が点在しています。ここでは、その中でも特に「美しさ」と「穴場感」のバランスが素晴らしい関西の紅葉穴場スポットを7つピックアップしました。都心から少し離れるだけで出会える、静寂と色彩の共演をぜひ体感してください。
【奈良県】宇陀市の「室生寺」で女人高野を彩るモミジに浸る
女人禁制だった高野山に対し、女性の参拝を許したことから「女人高野」と呼ばれる室生寺。
深い森に佇む国内最小の屋外五重塔と、それを取り囲む真っ赤なカエデは必見です。
階段を一段登るごとに変化する景色が美しい、関西の紅旅穴場スポットです。
【滋賀県】高島市の「メタセコイア並木」で黄金色のトンネルを歩く
約2.4kmにわたって約500本のメタセコイアが続く圧巻の並木道。
11月下旬から12月上旬にかけて、木々がレンガ色や黄金色に染まり、まるで海外のような風景が広がります。
ドライブコースとしても非常に人気が高い、関西の紅葉穴場スポットです。
【兵庫県】豊岡市の「安国寺」でドウダンツツジの燃えるような赤を望む
本堂の裏手にあるドウダンツツジが、座敷越しに「額縁庭園」として楽しめることで有名な安国寺。
壁一面が真っ赤に染まったかのような光景は、息を呑むほどの鮮やかさです。
時間制の入れ替えを行っている場合もあり、落ち着いて撮影できる関西の紅葉穴場スポットです。
【京都府】木津川市の「浄瑠璃寺」で九体阿弥陀と静寂の庭園を楽しむ
京都市内の喧騒が嘘のように静かな、奈良県境近くに位置する古刹。
極楽浄土を模した庭園の池に、真っ赤なモミジが映り込む様子は絵画のような美しさ。
古建築と紅葉を静かに愛でたい方に最適な、関西の紅葉穴場スポットです。
【和歌山県】高野町の「高野山・蛇腹路」で標高差が生む鮮やかな色彩を
聖地・高野山の中でも、壇上伽藍から東に続く「蛇腹路」は紅葉のトンネルとして有名。
標高約800mの冷涼な気候により、色づきが非常に鮮やかなのが特徴です。
京都市内よりも見頃が早いため、一足早く秋を楽しめる関西の紅葉穴場スポットです。
【大阪府】吹田市の「万博記念公園・日本庭園」で広大な秋を感じる
万博記念公園内にある日本庭園は、広大な敷地にモミジやイチョウが点在する穴場。
茶室「汎庵・万里庵」周辺の風情ある紅葉は、都会の真ん中であることを忘れさせてくれます。
家族連れでもゆったり過ごせる、アクセス抜群の関西の紅葉穴場スポットです。
【三重県】名張市の「香落渓」で岩壁と紅葉のコントラストを堪能
名張川の支流に沿って続く、切り立った断崖絶壁が続く渓谷。
柱状節理の岩肌にへばりつくように色づく広葉樹が、荒々しくも美しい景色を作ります。
ハイキングやドライブで自然を身近に感じられる、関西の紅葉穴場スポットです。
京都の喧騒を離れて。静かに愛でる関西の紅葉穴場スポット
「京都の紅葉は見たいけれど、人の多さに疲れてしまう」という悩みを持つ方は多いはず。しかし、京都市中心部から少し離れた亀岡や長岡京エリアには、驚くほど美しい色彩を誇る寺社が点在しています。歴史ある佇まいと紅葉のコントラストを、心ゆくまで静かに楽しめる**関西の紅葉穴場スポット**をご紹介します。
【京都府】亀岡市の「鍬山神社」で鮮烈な赤に包まれる
亀岡盆地の東に位置する鍬山神社は、知る人ぞ知る紅葉の名所。
境内を埋め尽くすほどのモミジが密度濃く色づき、辺り一面が赤く染まります。
中心部ほど混雑せず、ゆっくりと参拝できるのが魅力の関西の紅葉穴場スポットです。
【京都府】長岡京市の「光明寺」で女人坂の美しい散り紅葉を
「西山の浄土宗」として親しまれる広大な境内を持つ寺院。
「もみじ参道」と呼ばれる緩やかな坂道が、紅葉のトンネルとなり、足元には散り紅葉が広がります。
CMのロケ地にもなる美しさながら、平日などは非常に静かな関西の紅葉穴場スポットです。
【京都府】京都市右京区の「地蔵院(竹の寺)」で竹林と紅葉の共演
一休さんが幼少期を過ごしたとされる地蔵院。
まっすぐに伸びる青々とした竹林と、真っ赤なカエデの対比は見事の一言です。
拝観者も比較的少なく、竹林を抜ける風の音を聞きながら紅葉を楽しめる関西の紅葉穴場スポットです。
ドライブで立ち寄りたい!自然豊かな関西の紅葉穴場スポット
秋の休日は、車を走らせて郊外の絶景を見に行きませんか?山全体がパレットのように色づくパノラマや、湖畔を彩る紅葉など、ドライブだからこそ出会える風景があります。駐車場も完備されており、移動中も秋の風を感じられるおすすめの**関西の紅葉穴場スポット**をピックアップしました。
【兵庫県】朝来市の「竹田城跡」を彩る秋の木々と雲海の奇跡
天空の城として知られる竹田城跡ですが、秋は周辺の山々が鮮やかに色づきます。
雲海が発生しやすい11月頃は、幻想的な白と紅葉の赤が同時に楽しめることも。
早朝の登山は少し大変ですが、それに見合う感動がある関西の紅葉穴場スポットです。
【滋賀県】大津市の「西教寺」で琵琶湖を望む極楽の風景
比叡山の麓にある明智光秀ゆかりの寺院。
境内のモミジ越しに輝く琵琶湖を眺めることができる絶景スポットです。
参道に敷き詰められた散り紅葉も美しく、ドライブの目的地に最適な関西の紅葉穴場スポットといえます。
【奈良県】吉野町の「吉野山・下千本」で山全体が色づく壮観を
桜の名所として名高い吉野山ですが、秋の紅葉も負けてはいません。
桜の木が一斉にオレンジや赤に染まる「桜紅葉」は、他の地では見られない光景。
標高差があるため見頃が長く、自分だけの絶景ポイントを探せる関西の紅葉穴場スポットです。
写真映え間違いなし!SNSで話題の関西の紅葉穴場スポット
「せっかくならスマートフォンの壁紙にしたくなるような、インパクトのある一枚を撮りたい」。そんな方におすすめなのが、色彩のコントラストが際立つスポットです。夜のライトアップや、地面を覆い尽くす銀杏の絨毯など、SNSでも注目を集めること間違いなしの**関西の紅葉穴場スポット**を教えます。
【和歌山県】かつらぎ町の「丹生酒殿神社」で巨大な銀杏の絨毯を
境内にある樹齢数百年を誇る巨大な大銀杏。
落葉時には地面が真っ黄色な絨毯を敷いたようになり、黄金の世界が広がります。
夜間はライトアップも行われ、幻想的な写真を撮りたい方に人気の関西の紅葉穴場スポットです。
【兵庫県】宍粟市の「最上山公園 もみじ山」で世界中のカエデを鑑賞
約3,000本ものカエデが植えられた公園で、世界各国の珍しい品種も見ることができます。
山の遊歩道を歩きながら、様々な色合いの赤や黄色を楽しむことが可能。
混雑を避けてゆっくり散策できる、撮影派に嬉しい関西の紅葉穴場スポットです。
【滋賀県】彦根市の「玄宮園」でライトアップされた国宝・彦根城と紅葉
彦根城の麓にある大名庭園。夜の特別公開では、池に映り込む逆さ紅葉が楽しめます。
ライトに照らされた彦根城の白壁と、鮮やかな紅葉の組み合わせは圧巻。
夜の静かな庭園を歩ける、デートにもおすすめな関西の紅葉穴場スポットです。
まとめ:関西の紅葉穴場スポットで最高の秋の思い出作り
いかがでしたでしょうか。関西の紅葉穴場スポットは、単に美しいだけでなく、それぞれの土地が持つ歴史や自然の豊かさを静かに感じさせてくれる場所ばかりです。人混みを避けて秋の絶景と向き合う時間は、日々の疲れを癒やす最高のリフレッシュになるはずです。
紅葉の美しさはその年の気候によって左右されますが、穴場スポットなら自分のペースでじっくりと鑑賞できます。カメラを片手に、あるいは大切な人と一緒に、今年の秋は少し足を伸ばして特別な「赤」を探しに出かけてみてください。この記事が、あなたの素晴らしい秋の旅の一助となれば幸いです。
見頃時期のチェック方法と失敗しない訪問時間
紅葉の状況は、各スポットの公式InstagramやTwitter(X)で「昨日の写真」を確認するのが最も確実です。
また、穴場であっても週末の午後は混雑しやすいため、午前10時までの到着を目指すのが、関西の紅葉穴場スポットを独占するコツです。
穴場だからこそ気をつけたい公共交通機関と駐車場の注意点
穴場スポットは、バスの便数が少なかったり、駅からの徒歩距離があったりすることがあります。
帰りのバスの時間を先に確認しておくこと、また駐車場が数台分しかない場所もあるため、近隣のコインパーキングも予備として調べておきましょう。
周辺のランチスポットや立ち寄り温泉の探し方
紅葉を楽しんだ後は、地元の美味しい食事や温泉で温まりたいもの。
Googleマップで「目的地名+ランチ」や「日帰り温泉」で検索し、評価の高い個人経営の店を狙うと、さらに穴場感のある充実した旅になります。


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