6月の滋賀県は、琵琶湖を取り囲む山々が霧に包まれ、一年で最も幻想的な表情を見せる季節です。「せっかくの旅行が雨だと残念」と思われがちですが、梅雨の滋賀観光にはこの時期にしか出会えない瑞々しい絶景や、雨音を楽しむための贅沢な屋内スポットが豊富に揃っています。
この記事では、雨に濡れて輝くアジサイの名所から、天候を気にせず楽しめる博物館、さらには梅雨の湿気を吹き飛ばすご当地グルメまでを網羅。滋賀の魅力を知り尽くした筆者が、雨の日こそ訪れてほしい特別なルートを厳選してご紹介します。しっとりとした大人の滋賀歩きを楽しみましょう。
しっとり美しい!梅雨の滋賀観光おすすめ絶景スポット7選
滋賀県は周囲を高い山々に囲まれているため、梅雨時期には「霧」や「雲海」が発生しやすく、写真愛好家にとっても絶好のシーズンです。特に琵琶湖を望む高台や、緑豊かな寺院の境内は、雨によってその色彩をさらに深めます。まずは、梅雨の滋賀観光を象徴する、息を呑むような美しい絶景スポットを見ていきましょう。
びわ湖バレイ|雲海に包まれる幻想的な「天空のアジサイ」
標高1,100メートルの山頂に位置する「びわ湖バレイ」では、6月下旬からアジサイが見頃を迎えます。
雲の中に咲く「天空のアジサイ」は、地上とは全く異なる神秘的な雰囲気。
雨の日こそ雲海に出会えるチャンスが高く、梅雨の滋賀観光のハイライトにふさわしい場所です。
比叡山延暦寺|霧の中に浮かび上がる荘厳な世界遺産
世界遺産の比叡山延暦寺は、雨の日こそ本来の修行の場としての厳かな空気が際立ちます。
杉木立の間に立ち込める深い霧が、根本中堂(本堂)を包み込む姿は圧巻。
梅雨の滋賀観光でしか味わえない、精神を研ぎ澄ませるような体験が待っています。
余呉湖|「近江のウユニ塩湖」が雨上がりに見せる鏡面世界
「近江のウユニ塩湖」とも称される長浜市の余呉湖は、波が立ちにくい穏やかな湖面が特徴です。
雨上がりの無風状態では、空が完全に湖面に映り込み、幻想的な写真が撮れます。
梅雨の滋賀観光でフォトジェニックな1枚を狙うなら、ここが一番のおすすめです。
白髭神社|雨に煙る琵琶湖に佇む大鳥居の神秘
琵琶湖の中に鳥居が立つ白髭神社は、晴れの日とは違った「静」の美しさを見せてくれます。
雨に煙る湖面と、その中に凛として立つ朱色の鳥居は非常にドラマチック。
梅雨の滋賀観光に訪れる人々を、古くからの歴史の深さで包み込んでくれます。
メタセコイア並木|瑞々しい新緑が雨に濡れて輝く瞬間
高島市のマキノにあるメタセコイア並木は、雨が降ることで緑の鮮やかさが一層際立ちます。
濡れたアスファルトが鏡のように木々を反射させるリフレクションも見どころ。
ドライブの目的地としても、梅雨の滋賀観光では定番の人気スポットです。
ラ コリーナ近江八幡|屋根の芝生が鮮やかに映えるジブリの世界
和菓子のたねや・クラブハリエが手がける「ラ コリーナ近江八幡」は、草屋根が特徴の建築。
雨を吸って青々と輝く芝生の屋根は、まるでおとぎ話の世界に迷い込んだかのよう。
屋内施設も充実しているため、梅雨の滋賀観光でも安心して過ごせます。
三井寺(園城寺)|広大な境内で楽しむアジサイと重要文化財
大津市にある三井寺は、観音堂へ続く階段周辺などに多くのアジサイが咲き誇ります。
歴史あるお寺の瓦屋根と、しっとり濡れたアジサイの共演はまさに日本の美。
梅雨の滋賀観光の締めくくりに、静かなお寺散策はいかがでしょうか。
雨でも安心!梅雨の滋賀観光を彩る屋内体験・ミュージム
「外を歩くのは少し億劫……」という日でも、滋賀県には世界に誇る美術館やユニークな博物館が点在しています。特に琵琶湖の生態系を学べる施設や、雨そのものを借景として計算された建築美などは、雨天時にこそその真価を発揮します。濡れずに、かつ知的で贅沢な時間を過ごせる梅雨の滋賀観光の屋内スポットをご紹介します。
滋賀県立琵琶湖博物館|大人も夢中になる日本最大級の淡水魚水族館
草津市にあるこの博物館は、琵琶湖の生い立ちから文化までを網羅した巨大施設です。
特にトンネル水槽がある水族展示は、まるで湖底を歩いているような迫力。
全天候型なので、ファミリーやカップルの梅雨の滋賀観光の強い味方です。
佐川美術館|水に浮かぶ建築美を雨音と共に鑑賞
守山市にある佐川美術館は、建物が水庭に浮かんでいるようなモダンな設計が特徴です。
水面に落ちる雨の波紋を眺めながら、静かな回廊を歩くひととき。
アートと建築、そして雨の音が融合する、大人の梅雨の滋賀観光にぴったりの場所です。
黒壁スクエア|長浜の古い街並みでガラス体験とカフェ巡り
長浜市の「黒壁スクエア」は、明治時代の建物を活かしたガラスショップや工房が集まるエリア。
ガラス制作体験や、アーケード内のショップ巡りなら、雨を気にせず楽しめます。
梅雨の滋賀観光のお土産探しにも最適な、活気あふれるスポットです。
この時期限定!梅雨の滋賀観光で味わうべき旬のグルメ
滋賀県の美食は、琵琶湖の恵みと豊かな大地に支えられています。特に6月前後の梅雨時期は、特定の時期にしか獲れない希少な魚介や、初夏の訪れを感じさせる和菓子が並ぶ季節。梅雨の滋賀観光の合間に、冷えた体を温めたり、ジメジメした気分をリフレッシュさせたりする絶品グルメを堪能しましょう。
びわ湖の宝石「稚鮎」を天ぷらや佃煮で堪能
琵琶湖の初夏の味覚といえば、稚鮎(ちあゆ)です。
ほろ苦い風味が特徴で、揚げたての天ぷらは格別の美味しさ。
この時期の梅雨の滋賀観光でしか味わえない、まさに「旬」の極みです。
雨宿りに最適!近江八幡の古民家カフェで過ごすティータイム
近江八幡の堀沿いには、歴史ある商家の建物を改装した素敵なカフェが点在しています。
庭園を眺めながら、雨の音をBGMにお抹茶やスイーツを頂く。
梅雨の滋賀観光ならではの、ゆっくりと流れる時間を贅沢に味わえます。
近江牛を贅沢に。湿気を吹き飛ばすスタミナランチ
滋賀が誇る日本三大和牛の一つ、近江牛。
ステーキや牛カツでパワーをチャージすれば、雨の日の観光も元気に回れます。
梅雨の滋賀観光のご褒美として、本場の名店(「せんなり亭」など)を訪れてみてください。
快適に巡るコツ!梅雨の滋賀観光に最適なアクセス術
滋賀県は琵琶湖を中心にエリアが分かれているため、移動手段の選択が旅の快適さを左右します。雨天時のドライブは視界が悪くなりがちですが、一方で公共交通機関をうまく組み合わせれば、お酒を楽しんだり、渋滞を避けたりすることも可能です。梅雨の滋賀観光をノンストレスで楽しむための、賢いアクセス方法をまとめました。
渋滞を回避!JR新快速とレンタサイクル・バスの活用法
琵琶湖一周(ビワイチ)の拠点となる駅まではJR新快速が非常に便利です。
駅から主要スポットへは、雨でも便利な「コミュニティバス」やタクシーを。
梅雨の滋賀観光では、無理に自走せず公共交通を頼るのもスマートな選択です。
雨の日の琵琶湖ドライブを安全に楽しむためのルート選び
車で巡る場合は、湖東から湖北にかけての緩やかなルートが景色を楽しめておすすめ。
「さざなみ街道」は雨でも琵琶湖を間近に感じられ、ドライブの風情があります。
梅雨の滋賀観光の移動時間そのものを、素敵な思い出に変えましょう。
タクシーチャーターで巡る「濡れない」寺院参拝プラン
石山寺や三井寺など、広い境内を持つ寺院を巡る際は、タクシーの活用も検討を。
入り口近くまで送ってもらえるため、足元の汚れを気にせず参拝できます。
グループ旅行の梅雨の滋賀観光なら、意外とリーズナブルに利用できることも。
旅の準備は万全に!梅雨の滋賀観光持ち物チェックリスト
最後に、梅雨の滋賀観光をより楽しく、快適にするための持ち物を再確認しましょう。滋賀の梅雨は、湖からの風で少し肌寒く感じることもあれば、湿度で蒸し暑くなることもあります。機能性はもちろん、写真映えまで意識したアイテム選びが、旅の満足度をワンランクアップさせてくれます。
おしゃれなレインブーツが正解!足元の濡れ対策
寺院の砂利道や湖畔を歩く際、靴が濡れるとテンションが下がってしまいます。
歩きやすいレインブーツや防水加工のシューズは必須。
梅雨の滋賀観光をアクティブに楽しむための、一番の重要アイテムです。
写真映えする透明傘や明るい色の雨具のススメ
絶景スポットでの撮影時、黒い傘よりも透明傘や色鮮やかな傘の方が顔色が明るく映ります。
風景に馴染む明るい色のレインコートも、素敵なポートレートを撮るコツ。
梅雨の滋賀観光を、ファッションとしても楽しんでみてください。
カメラの防水対策|梅雨の絶景を確実に記録するために
雨の雫や霧など、この時期にしか撮れない被写体を狙うなら、カメラの保護は万全に。
防水カバーやレンズ拭きを常備しておきましょう。
梅雨の滋賀観光で見つけた感動を、綺麗なまま持ち帰ってください。
まとめ
梅雨の滋賀観光は、雨を「嫌なもの」ではなく、景色を美しく彩る「演出」として捉えることで、全く新しい発見に満ちたものになります。びわ湖バレイの天空のアジサイ、幻想的な比叡山の霧、そして雨音を聴きながらのアート鑑賞。滋賀県には、晴れの日以上に心を震わせる「しっとりとした絶景」が隠されています。今回ご紹介したスポットやグルメ、アクセス術を参考に、ぜひ今年の梅雨は滋賀へ足を運んでみてください。きっと、雨の日の滋賀が大好きになるはずです。


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